イタリア旅行で起こった悲劇の話 パート1

 

皆さん、こんにちは、北向きコンパスです。

 

日本人ってイタリア大好きですよね。

パスタもピザも美味しいですし。

 

実は私も今年の3月にイタリア旅行行ってきました!

 

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とりあえず行った感出すためのスペイン広場の写真

 

 

オランダ経由で20時間ぐらいかけて行きました。

 

そんなイタリア旅行で私は記憶に残る2度の悲劇に襲われたんです!

 

今回はその悲劇のうちの軽い方をパート1として書きます。

 

皆さん期待しないでください、軽い方なんで正直軽いです!

 

まあ前置きはこれぐらいにして、、

 

 

とりあえずあれはイタリア到着して3日目の朝のホテルでの出来事です。

 

私はホテルで朝食を食べようとしました。

 

席は自由でブュッフェスタイル、好きなものをとって適当な席に座って食べる形式。

 

私はまず飲み物を取りに行く。

そして、オレンジジュースを手に入れ、

手が埋まったんで近くの空いてるテーブルに

一口飲んで置いた(朝はのどが渇く)

 

喉が潤ったところで私は次にハムを狙いに行きました。

 

そこで事件発生ですよ。 

 

テーブルをふと見ると私がさっきテーブルに置いたオレンジジュースを、

知らないイタリア人マザーが子供に渡してどっかに行こうとしていたんです。

 

心の中で思いました。

(えっ、待ってくれい、それわしのやでい)

(えっ、しかも飲んだやつやし汚いやつでい)

 

これはまずいと思いました。

かわいい幼気な女の子にわしの一口つけた汚ねえオレンジジュースを飲ませるわけにはいかねえと。

 

これは言うしかねえ、私はそのイタリア人に駆け寄りました。

 

ソーリーソーリー、ソノオレンジジュース、ワタシノー、イッツミーイッツミー。

 

私はつたない英語で話すのが精一杯でした。

 

なんとか意味は通じたんですが、

そこで本当の悲劇が起こりました。

 

子供がこのオレンジジュースは私の物だと主張したんです。

 

正直私も見てました、私の前にその子供がオレンジジュースをコップに注いでたのを。

 

子供は自分が持ってるオレンジジュースは自分が注いだ物だと思い込むのも無理はない、、

 

しかしそのオレンジジュースは確実に私のやつなんです、なんならもう飲んじゃってるんです、色々な意味で私の物になっちゃったんです。

 

しかし子供は私のやつだと主張。

マザー、そして周りの人、完全に私のことを子供からオレンジジュースを奪うマナー知らずの日本人だと思い込む。

 

違うんだ、、私は無罪だ。

むしろ汚いやつを飲ませたくない思いでイタリア語も話せないのに話しかけたんだ、、

 

何故こんなやばい奴みたいな目で見られるんだ、、

 

しかし、マザーも子供の主張を信じきって、自分で取りに行けよみたいなことを言ってました、、

 

そりゃまあそう思うのも間違いないです、、

 

でも汚いやつを黙って飲ませるのも、、

 

なんとか伝えられないのか、、

 

なんとか私は絞り出して一言、

 

ノーノー、アイドランクディス、、ソーリー。

 

それを言った瞬間、マザーは理解したのかオーノー🤦‍♀️みたいなことを言いながらジュースを返してくれました。

 

でもあれは絶対勘違いしてる目でした。

 

こいつ奪い取って飲みよったんかよ、最低やなみたいな目をしていた。

 

周りの人もやばいやつを見る目で完全に私を見ていた。

 

でもいいんだ、なんとか子供を救うことができたんだから、、

 

一件落着した私は悲しみながらも再びハムを取りに行った。

 

そしたらなんとまあ、ハムの横に誰のかわからない新品オレンジジュースが置いてあるではないですか。

 

絶対あの子供が忘れて置いていったやつやんけ、、

 

溢れ出そうな感情を堪えて、私はオレンジジュースとハムを食べました。

 

 

いやー、痴漢の冤罪は怖いですね、、

 

 

終わり。