5月から旬 ニンニクの選び方や効果
皆さん令和とともに5月がはじまり、いかがお過ごしでしょうか。
今日は5月から夏にかけて旬になるニンニクについて説明します。
ニンニクの選び方
ニンニクは粒に丸みがあり、重みを感じるものを選ぶと良いです。
軽いやつや中身と外側の皮に隙間があるようなものは水分が抜けていてあまり良くありません。
また香りが強すぎるものも虫の侵食などで香りが漏れ出てる可能性があるので気をつけます。
ニンニクの効果
強壮作用が強く、体力を消耗しがちのこれからの季節に合う食材です。殺菌、新陳代謝の促進、免疫力の向上など、さまざまな薬効を持ちます。
しかし、生で食べすぎると胃を荒らすこともあるので注意です。
ニンニクの香りの正体
にんにく特有の臭いのもとは、硫化アリルの一種「アリシン」という物質です。
アリシンは、糖質をエネルギーに変える際の必須栄養素である「ビタミンB1」の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮の効果をもたらします。更に免疫力を高め、がんの予防にも効果があるとされています。
ちなみにこのアリシンは加熱されると匂いのないスコルジニンに変わります。
すりおろしニンニクが非常に香りが強く、加熱したニンニクなどは香りが残らないのはこのためです。
今回はこれから旬を迎える個人的に大好きなニンニクについて説明しました。
それにしてもニンニクって凄いですよね。
ニンニクがもしこの世になかったらイタリア人は何食べてるんでしょう。
この世の美味しい食べ物の3割は消えて無くなる気がします。
ちなみに私は二郎系が好きです。隙あらばニンニクは増してます。二郎系の話なども書いていきたいですね🍜
アメリカ人は日本人の2倍砂糖を食べる?! 世界の砂糖消費量
皆さんこんにちは。令和の雑談ブログです。
前回、前々回と引き続き、また砂糖のお話です。笑
前回までは国内の砂糖や異性化液糖についての話をしてきました。
今回の記事では世界の人々がどれだけ砂糖を消費しているのかについて書きたいと思います。
まずは基準となる世界平均から
世界平均では一人当たり年間、22.8㎏の砂糖が消費されています(2017年)
皆さんどうでしょうか、よくわかんないですよね。笑
ては日本はどうでしょうか
日本の一人当たり年間消費量は、16.6㎏です。
そうです、日本は世界の平均より砂糖の消費量が全然少ないのです。
意外でしょうか?これについては前回の記事でも書いたのですが、日本は甘味料として砂糖ではなく異性化液糖が主流になってきた背景が原因の1つだと考えられますね。
ではアメリカはどうでしょうか
アメリカの一人当たり年間消費量は、30.8㎏です。
さすがアメリカ、世界平均を余裕で上回っていますね。
これに関しても、アメリカは日本とは逆に異性化液糖はガンの危険性などがあるとして悪とされており、ジュースなどの甘味料は砂糖が用いられていることが原因の1つとして考えられます。
では中国とEUです。
中国は年間なんと、11.4㎏です。
そしてEUはなんと、35.4㎏です。
中国は日本よりも砂糖の消費量が全然少なくて、EUはアメリカよりも多いのですね。
これに関しては私は理由があまりわかっていません。
わかる方もしいれば教えて頂けると嬉しいです。
今回は世界の砂糖消費量について書きました。日本でも年間平均で砂糖を17㎏も食べていると思うと凄いですね。
これを1日に直すと
17000g ÷ 365= 46.6グラム
1日に50グラム近く砂糖を食べているんですね。
これでも世界平均よりは全然下回っています。
ジュース一本ぐらい余裕な気がしてきました。笑
砂糖と異性化液糖の価格の違い
前回の記事では砂糖と異性化液糖の成分や原材料の違いについて説明しました。
今回は砂糖と異性化液糖の価格の違いについて説明したいと思います。
まず皆さん、砂糖と異性化液糖のおおよその原価を知っていますか??
砂糖は相場価格で毎日変動するのですが、1キロ当たり約180円です。
一方で異性化液糖は詳しい価格は知らないのですが(すみません…笑)、砂糖より遥かに安い価格となっています。
何故、砂糖がこのように高い価格になっているのかというと、糖価調整法という法律によって税金がかけられているためです。
糖化調整法は、国内さとうきび、甜菜農家を守るために設けられた法律なんですが、
簡単に説明すると、砂糖の4割は国内のさとうきびやてんさいを原材料に作られていますが、6割は輸入に頼っています。
この輸入で入ってくる砂糖の原料(原料糖と言います)が国内で作られる原材糖に比べて非常に安いのです。
そのため、国内で砂糖を精製している会社は輸入の原料糖を買う時に高い税金を払い、その税金を国内のさとうきび、甜菜農家に交付するという法律です。
この法律のために、砂糖は税金がかけられた分高くなっています。
しかしながら異性化液糖は、ほとんどを輸入に頼っているために、輸入価格のまま国内で流通しています。
その結果、砂糖と異性化液糖に価格差がついてしまっているというのが日本の現状です。
飲料メーカーなどはもちろん安い原材料を使うため、近年では砂糖の消費量が減少し、異性化液糖の消費量が増加していく傾向が続いています。
しかしながら、砂糖には砂糖でしかできない様々な役割もあります。
これから日本における砂糖や甘味料に関する法律がどうなっていくのか、興味を持って頂けると幸いです。
砂糖と異性化液糖の違いとは?
異性化液糖は果糖ブドウ糖液糖という名前で清涼飲料水などに多く入ってる甘味料です。
この異性化液糖と砂糖の違いについて今回は説明していこうと思います。
皆さんは異性化液糖は液体になった砂糖みたいな印象はありませんか??
私は実際、何も知らないころは砂糖を加工してできた飲料用などの液体甘味料だと思ってました。笑
しかし実際は異性化液糖と砂糖は全くの別物です。
*成分について*
砂糖の成分はショ糖(別名スクロース)です!
ショ糖はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)が結合してできた二糖類の一種です。
一方で異性化液糖の成分は果糖ブドウ糖液糖とも呼ばれるように、ブドウ糖と果糖がそれぞれ混ざりあっています。
つまり砂糖は結合していて、異性化液糖はバラバラのものが混ざってるみたいな感じです。
しかしながらブドウ糖と果糖が結合しているか分解しているかの違いなので甘さの感じ方などは砂糖と異性化液糖で似ているところもあります(厳密には違うのですが)。
そのため、昔は飲料用の甘味料といえば砂糖が主流だったのですが、異性化液糖が使われるようになってきたのです。
この理由については後日また説明したいと思います。
*原材料について*
砂糖の原材料は皆さんご存知の通り、
サトウキビが主です。
またそれ以外に寒冷地で栽培されるビート大根とも呼ばれる甜菜糖から作られています。
一方で異性化液糖は、
とうもろこしなどのデンプンから作られています。
デンプンを加工してブドウ糖や果糖にまで分解することで、それぞれを配合して作られています。
今回は砂糖と異性化液糖について、成分や原材料について説明しました。
次回の記事では何故飲料などでは異性化液糖が使われるようになってきたのかなどを説明したいと思います。